ベーコンのスモークは、温燻で行ないます。
煙には、例によって、 スモークウッドを 使います。 サクラのスモークウッドをメインにしていますが、 途中からクルミに変えたり、 あるいは、スモークウッドの上にブナのスモークチップを乗せたりと、 気分次第でいろいろやっています。
スモークウッドでは温燻に必要なほどには温度が上がらないので、 熱源別途を用意します。 私は専ら「炭」を使っています。
スモークの温度は70℃程度で、時間は3時間ほどです。
しかし、「お気軽派」としては、結構いい加減にやってます(^.^;)。 熱源が炭だと温度は高く保つのは難しいので、 高過ぎることを気にすることはあまりないのですが、 思ったほど上がらないということが良くあります。 特に冬場は外が寒くて温度が上がらないこともあります。 50℃くらいとか。 まぁ、それでも、食べられないものにはなりません。 ただし、火が通っていないので、食べる前には焼いたり炒めたりして きちんと火を通しましょう。
燻す時間もあまりシビアには考えていません。 1.5時間くらいの場合もあれば4時間以上やってることもあります。 気分次第ですね。毎回違う味が楽しめていいじゃないですか(^.^;)。
煙をかけるのに、スモークウッドを使わずに、 スモークチップを(熱源の)炭の中に入れてしまうという手もあります。 しかしこの方法だと一気に煙が大量に出て、 長続きしないようです。 試行錯誤の結果、今は、「煙は煙、熱は熱」と役目を分けてやっています。
スモークの途中、肉の上下を替えています。下の方が熱源や煙に近いため、 その分、火の通りや煙のかかり具合に違いがあるようなので。
そんなこんなで、いよいよ試食です(^.^)。
スモークが終ったばかりの、 まだ熱いヤツの端っこをナイフでそぎとって味見しましょう。 これまでの苦労が報われる至福の時す(^.^)。 何度やっても、この瞬間が一番美味いですね。
でき上がったものは、適宜料理に使えばいいのですが、 一気に食べる必要もないので、 多いぶんは小分けしてラップに包んで冷凍しておくとよいでしょう。 もちろん、冷めてからですが。
なお、熱いうちは表面に脂がたくさん浸み出ていますので、
適宜拭き取っておくといいかと思います。
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