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生ハム: スモーク

整形 スモークの前に、肉をしばって形を整えます。 面倒なら省略可能です。 私も、年によってやったりやらなかったりです。
スモーク さて、いよいよスモークです。 最初に書いたように、基本的にはスモークサーモンのやり方と一緒です。

スモークウッドだけを使って冷燻で作ります。 スモークウッドを1/8のサイズ にして使います。 これで、1.5時間くらい煙が出ます。もう少し短くして、1時間程度でもOKです。 なお、左の写真は整形していないものです(タコ糸でしぱっていない)。

これを、三週間〜一ヶ月半程度続けます。 間違いでは、ありません。気長にゆっくり熟成させます。 はじめの一週間から十日程度は、天気(気温)が問題なければできるだけ毎日、 その後は、二日に一回、三日に一回、という感じで回数を減らしても大丈夫です。

ちなみに、参考図書としてで紹介している 「燻製工房」 では三週間程燻した後に、三〜四ヶ月冷風にあてて熟成させることになっています。

燻す際は、気温が低く(10℃以下)で湿度も低いこと、ということに注意して下さい。 気温や湿度が高い日、雨の日などは休んで冷蔵庫に入れておきましょう。

私の場合、夜に燻して、そのまま朝までスモーカに入れたままにしておき、 日中は冷蔵庫に入れています。

それから、何しろ生ですので、雑菌の繁殖や腐敗には大いに注意して下さい。 冷蔵庫に仕舞う際の容器はこまめに洗ったり、 熱湯消毒したり、また、肉自体もウィスキーで表面を拭いたりしています。 どれだけ効果があるのかは分かりませんが、やらないよりはやった方がいいかと。 肉も良く観察して下さい。表面に異常がないかとか、匂いをかいで異臭がしないかなど。

不思議なもので、ちょこちょこ燻しているかぎりは大丈夫なようなのですが、 ずっと冷蔵庫に入れたままにしてるとカビが生えます。 何年か前に、あと少しになった生ハムを大事に冷蔵庫に入れておいたらカビが生えて ショックなことがありました。 なので、でき上がって食べはじめても、数日ごとにスモークした方がいいように思います。 残った生ハムの切口はウィスキーで拭くことをお勧めします。

それと、火の始末にも注意して下さい。 夜、燻した場合、就寝前には確実に火が消えていることを確認して下さい。

生ハムは難しくはありません。面倒なだけです。 まぁ、この手間ヒマを考えれば、生ハムが高い理由が分かるように思います。

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